「謎解きはディナーのあとで」東川篤哉 (小学館文庫)

2011-09-13

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久し振りに軽めでサクサク読めて面白い小説でした。
個人的には、しばしば出てくるお嬢様である主人公のお嬢様らしからぬ台詞が好きでしたね。
「○○だっつーの!」とか「××でしょーが!」とか(笑)

本書の帯で目にする、執事の無礼な台詞「失礼ながら、お嬢様の目は節穴でございますか?」とかももちろん面白いのですが、やはりその後に続く感情的になったお嬢様の反応が一番好きかな。
基本的に短編で全六話。一話あたり40ページほど。
推理小説って難しそうとか、分厚い本を見るだけで頭が痛くなるという方でも、これは読みやすいと思いますよ。


推理の内容的な部分に関しては多少クレームがあるかもしれませんが、解答に辿り着くための材料は一応ちゃんと配置されていたりします。
ただこの作品に関しては謎解きそのものよりも、登場人物たちのコメディのような絡みの方が魅力的だと思います。
だからこそ10月からテレビドラマ化されることになったのかもですね~。


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